
どうも、でぶちょ社長です
前回の記事では、この夏に向かうマレーシア・シンガポール視察旅行の通信手段として、新しいeSIMを使わずに楽天モバイルでやり繰りする戦略をお話ししました。
▼ 前回の記事:海外スマホ通信をシンプルにまとめた話はこちら!

今回は、通信と並んで海外渡航の土台となる「海外旅行保険」のセットアップについてです。
クレジットカードの付帯保険が使えなかった我が家が、保険会社のプランをそのまま契約するのではなく、現地のリアルな医療費事情を踏まえて「本当に必要な補償だけを残した」合理的な選び方をお届けします。
なぜ海外旅行保険が必要なのか?現地の医療費事情と公的保険のルール
日本国内であれば、急な病気やケガで病院にかかっても、公的健康保険のおかげで窓口での自己負担は3割で済みます。しかし、一歩海外へ出ると状況が変わります。
日本の健康保険が使えない海外での医療費
マレーシアやシンガポールは医療水準が非常に高く、設備の整った私立病院も多く存在します。ですが、そうした病院で診察を受けたり、緊急で検査・入院となったりした場合、日本の健康保険証を窓口で出すことはできません。
海外の医療費は基本的に全額自己負担(自由診療)となるため、盲腸などの緊急手術や数日間の入院となれば、数十万〜数百万円単位の請求が発生するケースがあります。
後から日本の制度(海外療養費制度)で一部払い戻しを受けられる場合もありますが、現地の窓口で一旦全額を立て替える必要があり、家計への負担は極めて大きくなります。
急なトラブルから「教育資金」を守るための防衛策
わが家はこれまで、マレーシア留学に向けた教育資金をコツコツと積み上げてきました 。
旅行中の予期せぬ体調不良やアクシデントによって、その大切な教育資金を大きく取り崩してしまう事態は避けなければなりません。
海外旅行保険という「盾」を用意しておくことは、資産を守るリスク管理として必要な条件だと考えました。
海外旅行保険の盲点:クレジットカード付帯の保険が「適用外」になった事実
そこでまず、クレジットカードに付帯している海外旅行保険について調べました。すると、規約を読んでいて、大切なことに気がつきました。
「募集型企画旅行(パッケージツアー)」の支払いが適用条件になっていたのです。わが家のように航空券や宿をすべて個別に手配するスタイルの旅(個人手配旅行)では、いくらカードで航空券を支払っていても保険の適用対象外となり、補償は一切受けられないのです。
カードの付帯保険の条件は会社やカードのランクによって細かく異なるため、個人手配の旅を計画している人ほど、出発前の確認が必要です。
▼我が家の「楽天カード」で携帯代を浮かせる家計管理術はこちらです!

我が家のリスク管理:数千円の「掛け捨て旅行保険」で確実な安心を買う
そこで今回は、ネットから申し込める「SBI損保の海外旅行保険」に家族4人分、単独で加入しました 。保険料は、家族4人の8日間で「8,880円」です 。
でも、ここからが、わが家流です。標準のプランではなく、保険の本質に沿って内容は以下のように「引き算」を行いました。
【重点的に補償したもの(個人では払いきれないリスク)】
- ケガや病気の治療・救援費用(3,000万円):
健康保険が効かず非常に高額になるため、一番手厚くカバー 。 - 個人賠償責任(1億円):
現地で他人にケガをさせたり、ホテルの備品を壊してしまったときの賠償リスクに備える 。
【思い切ってカットしたもの(手元の貯金でなんとかなるリスク)】
- 死亡保障:
すでに国内の公的保障(遺族年金など)や資産運用の備えがあるため不要。 - 携行品損害(持ち物の破損・盗難):
スマホやカメラが壊れても、最悪は手元の現金で買い直せるため除外。
これで、万が一、現地で病院にかかる際も今の資産を大きく取り崩さずに済みます。
▼わが家が「生命保険」には一切入らず、公的保障と資産運用で家族を守る戦略はこちらです!

まとめ:仕組みを整えて、本質的な目標に集中する
今回の「引き算の海外旅行保険」のポイントをまとめます。
- 個人手配の旅行は、クレカ保険の「利用付帯(パッケージツアー限定など)」の条件に要注意
- 保険は「個人では払えない巨大なリスク(治療費・賠償責任)」のみに一点集中させる
- 「手元の現金で対応できる小さなリスク」は思い切って削り、保険料を安く抑える
「必要な盾だけを適正なコストで買う」というシンプルな仕組みを作っておけば、現地で余計な心配をすることなく、思いっきりチャレンジしたり、楽しんだりすることができます。
🎙️ 理系パパの独り言
実は今回の海外旅行保険、最後まで加入を迷っていた項目でした。
「たった1週間の滞在だし、万が一のことがあっても、最悪手元の現金で払えないこともないかなー」と思っていたんです。でも、改めて調べてみると、シンガポールの医療費は「世界トップクラスに高額である」という情報を目にしました。
ここで万が一の事態が起きて、せっかくコツコツ貯めてきた進学費用が足りなくなってしまったら、それこそ悔やんでも悔やみきれません。そう思って、加入を決めました。
【今日からできる、ちょっとした取り組み】
もし海外旅行の予定があるなら、旅行前に一度だけ渡航先の医療費をネットで検索してみてください。国によって医療費の相場は全く違うので、自分にどれくらいの補償(盾)が必要なのか、冷静に判断する良い基準になりますよ!