
どうも、でぶちょ社長です
今回は中1長男の英検2級合格に向けた日曜日恒例の「英語力定点観測」(7/19)についてレポートします。
今回の統一テーマは、近年の英検2級で出題頻度が非常に高い「Food Loss / Food Waste(食品ロス・環境問題)」です。
本番と同じテスト形式で挑んだ中で、リスニングや長文読解、そして新形式の要約問題でどのようなデータが出たのか。リアルな定点観測の記録をお届けします。
リスニング:難関テーマで正答率83%!あえてパスする潔い状況判断
まずはリスニングテスト(全6問)の結果からです。
- リスニングスコア:5 / 6問正解(正答率 83%)
「食品ロスと環境問題」という英検2級の中でも抽象度の高いテーマでしたが、後半のPassage(長文聞き取り)3問を全問正解できている点に、確かな地力の定着を感じます。
今回唯一落としてしまった1問(No.3)についても、当てずっぽうでマークするのではなく、「聞き取れなかったから、わからない」と正直にパスをしてくれました。
テストにおいて、分からない問題に執着してペースを乱さず、冷徹に自分の現在地を受け止める判断ができたことは、データ分析の観点からも非常に価値のある姿勢です。
スクリプトに出てきた「make a note of…(〜のメモを取る)」が、選択肢の「Write a shopping list(買い物リストを書く)」に言い換えられているといった、英検特有のパラフレーズ(言い換え)パターンを一つずつストックしていきます。
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リーディング(長文読解):あえてWPMを落とす「精読ギア」で満点獲得
続いて、長文読解(リーディング)と読解速度(WPM)のデータ分析です。
- リーディングスコア:2 / 2問正解(正答率 100%)
- 読解タイム:244秒(4分4秒)/ 298語
- 読解速度:73.3 WPM
前回の「デジタル教育(99.4 WPM)」のテーマから大きく読解ペースを落とし、約73 WPMに着地しました。
一見するとスピードダウンに見えますが、これは非常に合理的な判断です。今回の長文は専門用語や環境問題のロジックが複雑に絡む内容だったため、息子は「スピードを犠牲にしてでも、絶対に読み間違えない『精読モード』」へと意識的にギアを切り替えました。
文章の難易度に合わせて自分のスピードをコントロールし、見事に「正答率100%」をもぎ取った状況判断力は、本番でも大きな武器になります。
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要約(Summary)の落とし穴:「自分の知識」を入れるのは大幅減点の罠
続いて、2024年度から新設された「要約(Summary)」問題です。 語数コントロール(51語/指定45〜55語)や、「問題提起→環境影響→解決策」という全体の構成は完璧でした。しかし、ここで採点上の重大なトラップにハマってしまいました。
本文では、食品ロスが環境に悪い理由として「埋め立て地(landfills)で腐敗してメタンガスを出すから」と書かれていました。 それに対し、息子が書いた要約文は以下の通りです。
息子の解答(一部抜粋): …when we burn a lot of garbages(私たちがたくさんのゴミを燃やすとき), it produce a large amount of harmful gass.
「ゴミを燃やすと有毒ガスが出る」という、彼自身が普段持っている一般知識(自分の知識)を無意識に混ぜて要約してしまったのです。
【英検要約の鉄則】
要約問題において「本文に書かれていない自分の知識や意見」を書くことは、どれだけ正論であっても大幅な減点(場合によっては0点)対象となります。あくまで「本文に書かれているファクト(事実)」のみを忠実にまとめるのが鉄のルールです。
この失敗を本番前に実戦形式で経験できたことは、今後の学習において非常に大きな収穫となりました。
ライティング&スピーキング:自力で捻り出した「ゼロイチ」の思考力
後半戦は、ライティングとスピーキングの実力判定です。
「将来、食品ロスは減ると思うか?」「食べ残しをした客に追加料金を請求すべきか?」という難しい問いに対し、自分の頭だけでロジックを組み立てる思考が求められました。
- ライティング:13 / 16点(A判定・合格圏内)
- スピーキング:A判定(合格圏内クリア)
ライティングでは「環境意識の高まり」と「テクノロジーによる食料の再分配」という2つの理由を自力で導き出しました。 またスピーキングでは、「罰金を取るのではなく、持ち帰り用の箱(take-out box)を渡して家で食べてもらえばいい」という建設的な代替案を即興で提示しました。
これだけ説得力のある論理を展開できたことは、彼の思考力が着実に成長している証拠です。
【文法・語彙の課題】
If they do not reduce...とすべきところでwillを使ってしまう時制のミス(If節の中は未来のことでも現在形)garbageやfoodなど「数えられない名詞(不可算名詞)」の扱い
こうした細かいバグについては、本番までに一つずつ修正していきます。
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まとめ:定点観測データで見えた本物の地力と次なる課題
本番さながらのシビアな環境での定点観測でしたが、見事にすべてのステップで合格水準のスコアをクリアしました。
- リスニング:わからない問題を正直にパスできる冷静さ
- リーディング:難易度に合わせて精読ギアへ切り替える柔軟性
- 要約:「本文の事実のみを書く」というルールの再確認
- アウトプット:論理的な対案を即興で組み立てる「思考のタフさ」
定期的にテストを実施しデータを蓄積することで、現在の「本当の実力」と「埋めるべき穴」が明確に浮き彫りになります。 今回得たフィードバックを糧に、本番に向けてさらに着実な準備を進めていきます!
🎙️ 理系パパの独り言
テストを終えた息子に感想を聞いてみると、「全体的に単語が難しい。特にリスニングでの言い換え(パラフレーズ)がキツい」と率直な本音が返ってきました。
一方で、「本文の意味さえ正確に掴めれば、要約を作ること自体は簡単かも」という頼もしい言葉も。今回、あえて読むスピード(WPM)を落として精読に切り替えた彼の状況判断は、要約の解きやすさにもしっかり繋がっていたようです。
ただ、スピーキングに関しては思わぬ盲点がありました。AIの「音声入力」に正確に文字起こししてもらおうと意識するあまり、話すスピードが不自然なほどゆっくりになってしまっていたのです。
AIを使った特訓は非常に効率的ですが、本番は生身の人間(面接官)との自然な対話です。
次回の定点観測からは、ツールに最適化しすぎるのを防ぎ、より「本番のテンポ」を意識したトレーニングへと微調整していこうと思います。