
どうも、でぶちょ社長です!
我が家では最近、妻と息子がある有名な学園ドラマ(型破りな熱血教師が奮闘する、あの名作の最新作です!)を夢中になって見ています。私も夜、仕事終わりにリビングで一緒に見ていました。
先日放送されたエピソードは、こんな内容でした。 母子家庭で育つ大家族の長男が、学費を滞納してしまい「学校にいても無駄」と突如退学を申し出ます。
実は家計の苦しさや、懸命に働く母親を想っての行動でした。 先生の「親は子どものためだったらなんだってすんだよ!」という熱い言葉と体当たりの説得により、最後は生徒が「本当は学校に行きたい。奨学金をもらって大学を目指す!」と本音を打ち明け、見事に退学を撤回する——。
家族愛と、先生と生徒の絆。何も考えずに見ていたときは、私も思わずウルっときました。
しかし、一晩寝て、朝起きたときに「理系パパのロジック」が発動してしまったのです。

……ん? あれ、お金の問題、根本的には何も解決してなくないか?
今回は、ドラマのハッピーエンドから考える「現実世界の家計防衛」について、理系パパの視点でお話ししてみたいと思います。
「奨学金は借金」と語る高校生の超正論
ドラマの中で、退学を決意したその生徒は、引き留めようとする先生に対してこんなふうに葛藤をこぼしていました。
「高校が無償化されたって上限があるから、私立高校じゃ結局足が出る」
「奨学金はただの借金だ。大学に行けばもっとお金がかかる」
これ、ドラマのセリフとはいえ、ものすごく的を射た「超・正論」です。
実際に我が家でもマレーシア留学の資金を計算していますが、日本の教育制度において「実質無償」という言葉の裏には、必ず見えない持ち出し(固定費)が存在します。さらに、返済型の奨学金は、将来子ども自身が背負うことになるリアルな負債です。
彼の言っていることは、決して反抗期ゆえの屁理屈ではなく、家計の「数字」を冷静に見た上での極めてロジカルな判断でした。
感情で解決しても「キャッシュフロー」は改善しない
ドラマのクライマックスでは、先生の熱い説得によって生徒が本音を吐き出し、「奨学金をもらって、大学進学を目指す!」と宣言して退学を撤回します。
先生もハッピー、生徒もハッピー、母親も安心。物語としては最高のカタルシスです。 でも、現実の家計という視点で見るとどうでしょう。
「学校に残って奨学金を借りる」という選択をしたことで、彼が危惧していた『毎月の足が出る私立の学費』や『将来の借金負担』は、実は何も解消されていません。
「本音を言えたから、明日から学費の支払いが免除される」なんて魔法は、現実世界には存在しないのです。結局のところ、将来子どもが借金(奨学金)を背負うか、足を引きずりながら働くお母様がさらに身を削って働くかという、キャッシュフローの根本的な問題は先送りされたままです。
理系パパならこう動く!ドラマの設定で使える「3つのリアルな公的支援」
もちろん、これはドラマなので「野暮なツッコミ」であることは百も承知です(笑)。
ただ、もし私が進路相談に乗る立場だったら、感情論ではなく「国が用意している制度」を全力でデバッグし、キャッシュフローの黒字化を図ります。
実は彼の「母子家庭・足が悪い・大家族」という設定は、現在の日本の公的支援が最も手厚くカバーできる条件が揃っています。
① 母の労働負担を減らす「障害年金」と「児童扶養手当」
足を引きずりながら無理をして働いているお母様。
もしその足の症状が要件を満たすなら、まずは「障害年金」の申請を検討します。さらに、母子家庭向けの「児童扶養手当」が満額受給できているかも確認します。
親が身を削る前に、国から得られる正当な権利(現金給付)を確保して、ベースの生活費を安定させるのが第一歩です。
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② 高校の「授業料以外」をカバーする「高校生等奨学給付金」
彼が「私立じゃ結局足が出る」と言っていたのは、授業料無償化だけではカバーできない「教科書代・修学旅行費・施設設備費」のことでしょう。
であれば、公立校への転校を勧めつつ、非課税世帯向けに支給される「高校生等奨学給付金(返済不要の現金給付)」の申請を手伝います。これで高校生活の「足が出る」部分は大幅に解消されます。
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③ 大学はお金がかかる?「特待生制度」と「給付型奨学金」を洗い出す
彼が一番絶望していた「大学に行けばもっとお金がかかる(奨学金=借金)」という問題。これに対しては、「成績優秀者が得られるリターン」を徹底的にリサーチして提示します。
実は、各大学が独自に設けている「特待生入試」や「成績優秀者免除制度」というものがあります。入試で上位の成績を収めれば、私立大学であっても4年間の授業料が全額免除になる制度は珍しくありません。
さらに、民間財団(キーエンス財団など)が提供している、成績優秀者や経済的困難者に向けた「給付型奨学金(返済不要のお金)」も多数存在します。
「だから、借金を背負いたくないなら、公立に転校して誰よりも必死に勉強しろ!そして特待生の枠を自力で勝ち取れ!」と発破をかける。
本音を言わせて泣くのではなく、「努力をすれば借金ゼロで大学へ行ける現実的なルート」を示してあげることこそが、教育者の本当の役割だと思うのです。
▼息子の将来の夢を親として分析して気が付いたことはこちらの記事です!

最後に家族を守るのは「感情」ではなく「数字と制度」
ドラマの熱い展開に水を差すようで申し訳ないのですが、現実の家計防衛は「気合いや感動」だけでは成り立ちません。
我が家が、自動入金システムを作って、NISAを使って投資して、マレーシア留学の「2,000万円」に挑んでいるのも、全く同じ理由です。
「留学に行かせてあげたい」という親の愛情(感情)だけでは、1円もお金は貯まりません。感情を横に置き、使える制度を使い倒し、数字でロジカルに仕組みを作ることでしか、子どもの未来の選択肢は守れないのです。
ドラマはドラマとして純粋に楽しみつつ、現実の我が家の「数字と制度のデバッグ」は、これからも手を抜かずに続けていこうと改めて思いました。
▼わが家の教育資金を捻出するマインドと具体的な方法はこちらで詳しくまとめています!

🎙️理系パパの独り言
もし私がこのドラマのプロデューサーだったら、どうするでしょうね。
「熱い説得で本音を引き出す」という展開ではなく、家庭の事情も含めて、根本原因である「お金の問題」を少しでも解決するために、先生が生徒や保護者と一緒に使える公的制度や給付型奨学金を必死に探し回って解決する……そんなドラマにしたいですね(笑)。
まあ、地味すぎて視聴率が取れないことは確実かもしれませんが!