
どうも、でぶちょ社長です
先日、中1の長男が学校から一枚のパンフレットを持ち帰ってきました。それは「DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)」の案内でした。 簡単に言うと、「日本の高校に通いながら、オンラインでアメリカの名門高校の卒業資格も同時に取れる」というプログラムです。
マレーシアの海外大学進学を目指すわが家としては、非常に気になる内容です。しかし、そのパンフレットに記載された費用を見て、私は一瞬フリーズしてしまいました。
今回はこのDDPの概要を紹介しつつ、単なる「高い・安い」という感情論ではなく、理系パパとしての「教育投資の費用対効果(コスパ)」という視点から、このプログラムをどう評価するかをリアルに語ってみたいと思います。
米国高校卒業資格を同時取得!DDPの仕組みと費用
まずは、長男が持ち帰ってきたDDPの概要をざっくりと整理します。
- 仕組み:
米国東部の名門プレップスクールのカリキュラムをオンラインで受講し、日本の高校卒業と同時に、米国の高校卒業資格も正式に取得できる。 - 期間と負担:
受講期間は2年間。学習時間は週に7時間程度(個人学習4時間+ライブ授業3時間)で、日本の学校や部活との両立も想定された設計。
そして、一番気になる費用です。入学金や各学期の授業料などを合計した、本コースの総額は「300万円弱(税込)」でした。
いかがでしょうか。「高すぎる!」と思った方が多いかもしれません。正直、新車の軽自動車が余裕で買えてしまう金額です。 しかし、教育や投資を考える上で、価格の高さだけで「見送る」と判断するのは少しもったいないと思っています。
300万円は「高い」か?理系パパの費用対効果(ROI)シミュレーション
少し冷静になって、これを長期的な資産運用と同じようにシミュレーションしてみましょう。 大切なのは、投下した費用(コスト)に対して、将来どれだけのリターン(経験や選択肢の広がり)が得られるかです。
仮にこのDDPに300万円を投資して、長男の将来のキャリアの選択肢が世界に広がったとします。子どもが社会に出て働く期間を「30年」と仮定して割り戻してみましょう。
- 3,000,000円 ÷ 30年 = 年間 100,000円(月額になおせば 約8,300円)
「この経験によって将来、年間でたった10万円以上の収入アップや、お金には代えられないキャリアの充実につながれば、それだけで投資額は十分に回収できる」
そう考えると、この300万円は決して無謀な消費ではなく、「十分に支払う妥当性がある教育投資」だと言えます。
▼ わが家がマレーシア留学の総予算をしっかり確保するために構築した運用設計図はこちらです!

最高の教育的価値:「日・米・英」を知る小学校の先生へ
次に「教育的価値」についてです。長男の将来の夢は「小学校の先生になること」です。
「日本の教育、アメリカの教育、イギリスの教育。そのすべてのスタイルを、身をもって体験として知っている小学校の先生」
これって、とても魅力的じゃないですか? 日本で生まれ育った長男が、DDPで「アメリカ系」のカリキュラムを体験し、その後進学を目指すマレーシアのノッティンガム大学で「イギリス系」の教育を受ける。
この多様な経験と多角的な視点は、将来彼が子どもたちと向き合う上で、絶対にお金には代えられない素晴らしい財産になるはずです。
▼ 息子の「先生になりたい」という夢と、AI時代のキャリアに関する考察はこちらです

挑戦の条件は「中3までに英検準1級」。自走を促す親のハードル
計算上は十分に検討の余地があり、教育的なワクワク感もあります。ですが、一番大事なのは「息子の気持ちと覚悟」です。
現実は、学校の勉強や部活に加えて、週7時間のネイティブとの英語課題を2年間こなすという、地道で根気のいる努力の継続です。ここに本人の前向きなモチベーションが無ければ、途中で確実に挫折してしまいます。
そこで私は、彼がDDPをスタートするための「ひとつの約束(条件)」を設けました。
「DDPのカリキュラムが始まる中3までに、英検準1級を取得すること」
現在中1で英検2級に向けて挑戦中の彼ですが、あと1年半で準1級の壁を越えられないようであれば、アメリカの高校のディスカッションやエッセイの授業についていくことは到底不可能です。この条件は、親としての本気度の確認であり、冷静な見極めラインでもあります。
▼ わが家が準1級を見据え、「カランメソッド」で会話の特訓環境を整えた理由はこちらです!

🎙️ 理系パパの独り言
それにしても、今の時代の中学生を取り巻く環境は本当に凄いですね。私たちが学生だった頃には想像もつかなかったような、世界と直結する選択肢が当たり前に用意されています。
一方で、いわゆる「教育インフレ」の波がここまで来ているのか、というシビアな現実も肌で感じています。こうしたプログラムは、選択肢として知らなければスルーできますが、一度その価値を知ってしまうと「本人が望むなら挑戦させてやりたい」と思うのが、どうしても隠しきれない親心です(笑)。
長男は今のところ「絶対にやる!」と目を輝かせて意気込んでいます。ここから家計の準備と息子の覚悟をフラットに見守っていく予定ですが、どうすれば、この大きな挑戦を成功させられるのか。必死に頭を捻ってルート変更の戦略を考え抜きました。
次回は、この大きな挑戦をどのように成功させる作戦なのか?詳しくお話します。ぜひ、お楽しみ!