
どうも、でぶちょ社長です
GW(ゴールデンウィーク)、皆様いかがでしたか?
わが家では先日、小4の次男が学校の算数の先生から「ある課題」を出されました。それは宿題ではなく、提出義務もない完全に自由な自主課題。
内容は、「2進法で64まで計算してみよう。きっと何かに気づくはずだよ」というものでした。
このたった一つの課題が、わが家に涙と、そしてパズルがカチッとハマったような極上の「アハ体験」をもたらしてくれました。今回はそんな理系パパ一家の休日のエピソードです。
そもそも「2進法」とは?
私たちが普段使っているのは「10進法」です。0から9まで数え、10になったら「桁が繰り上がる」というルールですね。
一方、コンピューターの世界などで使われる「2進法」は、0と1の2つの数字しか使いません。2になった瞬間に桁が繰り上がります。
【10進法と2進法の比較】
- 0 = 0
- 1 = 1
- 2 = 10 (2になったので繰り上がる)
- 3 = 11
- 4 = 100 (11の次はまた繰り上がる)
- 5 = 101
- 10 = 1010
次男は学校でこの概念を教わり、「これを64まで書いてみなさい」という先生からの挑戦状を受け取ったわけです。
▼私立小学校に編集して長男が変わった話(次男も同じ学校で算数は同じ先生です!)

64への壁。悔し泣きする次男と親の参戦
次男は家に帰るなり、ノートに向かって懸命に0と1を書き連ね、64まで作ろうと奮闘していました。提出義務もないのに、自分から進んで机に向かう。これだけでも親としては感動モノです。
しかし、2進法は桁がどんどん増えていくため、途中でどうしても計算のズレが生じてしまいます。「あれ?なんかおかしい…」と何度計算し直しても辻褄が合わず、ついには悔しくて泣き出してしまいました。
「このまま挫折させてはいけない!」
そう思った私と妻も、次男の横に座って一緒に計算に取り掛かりました。
…が、結果から言うと、私も途中で頭がこんがらがり、見事に迷子になりました(笑)。
▼次男が始めた算数ゲーム教室「算数脳ラボ」についてはこちらです!

理系パパの閃き!「2の倍数」が織りなす美しい法則
そんな中、横で妻が地道に書き出している2進数のメモを見た瞬間、私の頭に稲妻が走りました。
- 10進数の 2 = 2進数の 10
- 10進数の 4 = 2進数の 100
- 10進数の 8 = 2進数の 1000
- 10進数の 16 = 2進数の 10000

……なるほど!!!
お気づきでしょうか。10進法における「2の倍数」が、2進法では「1と0が並ぶ綺麗な桁上がりの数字」として表現されるのです。数学的に言えば、10進数における 2のn乗 が、2進数では 10のn乗 になるという美しい法則です。
なぜスマホの容量は「64GB」なのか?PCの基本原理との繋がり
この法則に気づいた私は、興奮気味に次男に説明しました。
「パソコンやスマホの基本原理は『電気のONとOFF』、つまり1と0の世界なんだ。だから、今のコンピューターにはこの『2進数』が一番向いているんだよ」
そして、今回先生が「64まで」と指定した理由。それは、64が 2の6乗 だからです。(2進数で表すと 1000000(10の6乗) というキリの良い数字になります)。


スマホやパソコンのメモリ容量やストレージって、8GB、16GB、32GB、64GB、128GB…って増えていくでしょ?あれは全部、この2の倍数(2進数)で表現されているからなんだよ!

そうか!!
これを聞いた次男と妻は大納得。
そこへ部活終わりの中1の長男も帰宅し、話を聞いて「おもしろー!」と目を輝かせていました。家族全員でパズルを解き明かしたような、最高の爽快感に包まれた瞬間でした。
PCに詳しい人からすれば当たり前の知識かもしれませんが、小4の子供にこの絶妙な問題を出して好奇心を刺激してくれた算数の先生。本当に最高だなと深く感謝しました。
「せっかく解けたんだから、iPadの学校連絡アプリで先生に提出しよう!」
私は次男にそう勧めました。純粋に先生に褒めてもらって、「できた!」という成功体験(えっへへ、という笑顔)にしてほしかったからです。
まとめ|子供の「好奇心」を成功体験に変える親のサポート術
今回の2進法のパズルを通じて、わが家が家庭学習において大切にしている「親のサポート(伴走)」のポイントを3つにまとめておきます。
- 「悔し泣き」は成長のチャンスと捉える
計算が合わずに泣くというのは、それだけ真剣に向き合っている証拠です。「わからないなら、もうやめなさい」と取り上げるのではなく、親も一緒に隣に座って同じ目線で悩むことで、壁を乗り越える手助けをします。 - 学校の勉強を「日常のリアル」とリンクさせる
ただの「2進法の計算問題」で終わらせず、「なぜスマホの容量は64GBなのか?」という身近なテクノロジーの仕組みに結びつける。これにより、算数がただの作業から「世の中の秘密を解き明かすカギ」に変わり、子供の知的好奇心が爆発します。 - 親が「教える」のではなく、一緒に「感動する」
親が完璧な先生になる必要はありません。私も今回は途中で迷子になりました(笑)。大切なのは、一緒に悩んで、答えが見つかった時に家族で「おもしろー!」と一緒に感動すること。そして最後は、先生などにしっかり褒めてもらう仕組み(iPadでの提出)を作り、確かな「成功体験」として子供の心に刻ませることです。
これからも、子供たちが持ち帰ってくる「日常の小さな疑問や挑戦」を、家族みんなで楽しみながら学びに変えていきたいと思います。
🎙️ 理系パパの独り言
そんなこんなで、見事に課題をクリアし、アプリで先生に回答の写真を送った次男。次男も本当に真面目です。送信したメッセージをこっそり覗いてみると、そこにはこう書かれていました。
「お母さんが見つけました」
自分の功績だと嘘をつかない、その素直さは君の長所だ。俺が俺が、と前に出ない控えめなところも次男らしい。
でもね、違うんだよ。たしかにキッカケは「お母さんのメモ書き」だった。でも、そのメモから法則を見つけたのはお父さん(私)でしょ!
お父さんも褒められたい(笑)。