
どうも、でぶちょ社長です
わが家の長男が先日、無事に小学校を卒業しました。今は春休みの真っ只中。中学入学という次のステージに向けて、少しゆっくりとした時間を過ごしています。
昨日の記事では、カーンアカデミーを使った「英語で算数」という最高の暇つぶしをご紹介しましたが、本日は一変して「冷徹なデータ分析」のお話です。
先週に引き続き、英検2級を想定した英語力の「定点観測」を実施しました。
今回の結果を見て私が一番に感じたのは、「読むスピードは上がっているけれど、肝心の足腰(中学文法)がまだフラフラしている」という、小6の今だからこそ向き合うべき現実でした。
3月15日「定点観測」スコアレポート
まずは、今回の数字を振り返ります。理系パパとして、伸びている部分と「バグ」が出ている部分を切り分けます。
| 項目 | スコア / 記録 | 前回(3/8)との比較・分析 |
| リスニング正答率 | 4 / 6 (66%) | 【微増】前回(50%)より向上。ただし先入観によるミスあり。 |
| Reading WPM | 124.0 WPM | 【加速】非常に速い。ただし内容把握の解像度が低下。 |
| Summary スコア | 11 / 16 | 【横ばい】構成は良いが、基礎的な文法ミスが目立つ。 |
| Writing スコア | 11 / 16 | 【横ばい】論理展開の「幼さ」と語彙の選択が課題。 |
※WPM(Words Per Minute):1分間に読める語数。英検2級では100前後が目安。
リーディング:スピードの出し過ぎによる「精度の低下」
今回の驚きは、読解スピードが 1分間に124単語 まで上がったことです。これは平均的な中学生を上回る速さで、スピードだけなら合格圏内です。
しかし、速さを優先した結果、要約や作文で以下のような「もったいないミス」が目立ちました。
- more easier(「もっと簡単」と言いたい時の、中学1年生で習う典型的なミス)
- down the costs(「コストを下げる」と言いたい時の言葉選びのミス。正しくはlower / reduce)
- This mean is that…(一つの文に動詞が重なってしまうミス)
これらは、2級の難しい内容を理解するためには、中学の英文法をしっかり身に付ける必要があるという、当たり前の事実を教えてくれています。
ライティング:社会派トピックに必要な「多角的ロジック」
今回のライティング(地産地消の是非)では、合格を勝ち取るための「視点の作り方」に2級ならではの壁を感じました。
息子の書いたロジックは、「外国からたくさん買うと、外国の会社だけが儲かって、僕たちは不幸になる」というもの。 これに対するAIの分析は、「2/4点(内容点)」。
「自分たちが損をするから」という直感的な損得勘定は、小学生としては自然な発想です。しかし、英検2級という「社会の仕組み」を問う試験では、より広い視野での「公共の利益(Public Interest)」が求められます。
- Local economy(地元の農家を支え、地域経済を活性化させる)
- Carbon emissions(輸送距離を短縮し、環境負荷を減らす)
こうした「社会派キーワード」を部品として使い、論理的なアルゴリズムを組み立てる。今の息子には、この「知識の引き出し」と「伝え方」のアップデートが必要です。
まずは「中学文法」の徹底が最短ルート
今回の結果を受けて、私は戦略をこう立て直しました。 「中学に入学してから数ヶ月、まずは中学3年間の英語の基礎(文法)を徹底的に固め直す」。
2級レベルの「エシカル消費」といった高度な概念を正しく読み解き、発信するためには、中学英文法という土台が欠かせません。
先日のカーネギー(心のOS)の話と同様、土台がグラグラなままアプリ(2級対策)を詰め込んでも、結局はどこかでエラーが起きます。
幸い、今は小学校卒業を終えたばかりの春休み。英検準2級合格まで走り抜けた息子にとって、今は「戦略的休息」の期間です。ここで無理をさせるのではなく、羽を伸ばさせながら、入学後の「型」作りに備えたいと思います。
🎙️ でぶちょ社長の独り言
金曜日の卒業式の翌日。まだ学校がある次男を迎えに行こうとすると、長男が「僕も行きたい」と付いてきました。
昨日卒業したばかりなのにもう寂しくなったのか、学校に着くとそこには同じような卒業生たちが何人も。(笑)
兄弟が通っている子ばかりとはいえ、それだけいい思い出が詰まった、子供たちにとっていい学校だったんだなと、親として少し嬉しくなりました。
さて、来週は約3か月ぶりに EF SET(世界標準の英語テスト) を受験します。現在の実力が世界基準でどこにあるのか、客観的なデータをお見逃しなく!
▼前回の EF SET(世界標準の英語テスト)の結果はこちらです
