
どうも、でぶちょ社長です
以前のブログでもご紹介した「月一回の実験教室」ですが、先日その「5月回」に参加してきました!今回はその内容のご報告です。
▼ 以前ご紹介した実験教室の記事はこちらです!

「子供が理科の暗記を嫌がる」
「どうすれば科学に興味を持ってくれるかわからない」
子育てをしていると、そんな学習の悩みに直面することがありますよね。 わが家では、AIやアプリ、動画といったデジタルツールをフル活用して効率重視の学習を進めていますが、その一方で「月一回の実験教室」というリアルに手を動かす体験も大切にしています。
なぜなら、教科書で「ヨウ素液はデンプンに反応して青紫色になる」と文字だけで暗記するのと、実際に目の前で色が変わるのを見るのとでは、子供の脳への定着率や「なぜ?」という好奇心の湧き方が全く違うからです。
今日は、今月の実験教室の内容をベースに、子供の知的好奇心を引き出し、自分で考える力を育てる「体験投資のノウハウ」をシェアします。
ヨウ素液で探る!食べ物の中に隠れた「栄養素」を調べる理科実験
今回の実験テーマは「栄養素ってなんだ?」。 でんぷん(炭水化物)に反応して青紫色になる『ヨウ素液』と、たんぱく質に反応する『ニンヒドリン液』を使って、身近な食べ物の中にどんな栄養素が隠れているかを調べる実験です。
お弁当のおかず(たくあん、卵焼き、エビフライなど)に次々と薬品を垂らして、反応を確かめていく息子。真剣にノートに結果を書き込んでいく姿は、すっかり小さな研究者です。
ここで大切なのは、結果を教えることではなく「共通点は何だろう?」と子供に問いかけることです。

ごはんやパンにはデンプンが入ってるね。じゃあ、なんでお弁当の『たくあん』は反応したんだろう?
と問いかけることで、子供は「あ!大根そのものじゃなくて、まわりの調味料(片栗粉や糖分)に反応したのかな?」と、知識を点ではなく「線」で結びつける思考が始まります。
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市販のプリンで検証!「本物」を見極める子供の思考力の育て方
中でも次男が気に入ったのは、身近なおやつを使った「ほんものプリンはどれだ!」という実験です。
たまご・牛乳・さとうだけで作られた昔ながらの「本物のプリン」には、炭水化物(デンプン)が入っていないため、ヨウ素液を垂らしても色は変わりません。
しかし、市販のあるプリンに垂らすと、見事に青紫色に変化します。これは、とろみを出したり形を保ったりするために、添加物としてデンプンが使われているからです。
この実験を通じて、次男がノートの「わかったこと」の欄に書いた一言がこちら。
『おいしさと本物かどうかは かんけいないとおもう』
これこそが、リアルな実験の最大の醍醐味です。「添加物=悪」と頭ごなしに決めつけるのではなく、事実(成分の違い)を確認した上で、「でもプッチンプリンは美味しいよね」と自分なりの冷静な視点(考察)を導き出したのです。
親から「これは体に悪いからダメ」と教え込むのではなく、実験を通じて「自分の目で見て、自分で判断する力」を養う。これが、情報過多の時代を生き抜くための重要なノウハウになります。
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牛乳とレモン汁でカッテージチーズ作り!五感を刺激する「一次体験」の価値
最後の実験は、温めた牛乳にレモン汁を加えて混ぜる「たんぱく質の取り出し」です。 酸の力でたんぱく質が固まり、布で濾すだけで簡単に手作りの「カッテージチーズ」と「ホエイ(乳清)」に分かれます。
出来上がった手作りチーズをその場で実食してみた次男が、ノートに書いたリアルな感想がこちら。
『なんとも言えない味』
思わず笑ってしまいました。スーパーで買う綺麗で美味しいチーズとは違い、少しモサモサしていて微妙な味だったのでしょう。
でも、この「なんとも言えない」という感想こそが、自分の手を動かして五感を使ったからこそ得られる「究極の一次体験」です。 YouTubeの綺麗な実験動画を見れば、1分で「正解」は分かります。
しかし、実際の薬品の匂いを嗅いで、自分の手で布を絞り、微妙な味を舌で感じるというアナログな経験は、決して動画では得られません。この「匂い」や「味」の記憶が、後から学校や受験で理科の勉強をしたときに、強力なフックとなって活きてくるのです。
まとめ:AI・効率化の時代だからこそ「アナログな実体験」が子供の自走力の土台になる
これからのAI時代、知識のインプットだけならデジタルが圧倒的に速いです。しかし、「なぜこうなるんだろう?」と疑問を持ち、手を動かして仮説を検証する力(自走力)の根っこは、こうした月一回のアナログな実体験の積み重ねでしか育ちません。
「動画を見るだけ」のお勉強から一歩踏み出し、月一回でもいいからリアルな実験に触れさせてみる。それだけで、子供の「自分で調べるって楽しい!」という自走のエンジンが回り始めるきっかけになります。
ちなみに、来月のテーマは「磁石」だそうです。次回はどんな面白い考察が飛び出すのか、今から楽しみです。
▼わが家の教育論はこちらにまとめてあります。ご興味がある方はこちら👇をクリック!

🎙️ 理系パパの独り言
この実験教室、子供たちの自立を促すためか「あえて保護者観覧禁止」で、子供たちと先生だけでレッスンをやる方針なんです。
つまり、3時間のレッスンの間、親は完全に「待ち時間」になります。
近くなら一旦家に帰ることもできるのですが、ちょっと遠い場所なのでそれも叶わず。 幸い今日は天気がスカッと快晴だったので、近くの港まで移動し、木陰のベンチに座ってぼーっと海を眺めて過ごすことにしました。
鳥のさえずりを聞き、波の音に癒されながらゆっくり過ごす時間は、日頃の忙しさを忘れさせてくれる最高の心のリフレッシュ……。
……だったのですが。
「いや、3時間は長い!!(笑)」
贅沢な時間なのは間違いないのですが、さすがにカフェに入るか、PCでも持ってきて仕事をすればよかったと途中で激しく後悔しました。次回から、この3時間のスキマ時間の使い方をしっかり考えたいと思います(笑)。