
どうも、でぶちょ社長です!
いよいよ今月末、中1の長男が英検2級の本番に挑みます。これまでの過去問では連続して合格ライン(Excellent!)を叩き出していますが、データを見るたびに私には「ある謎」がずっとありました。
それは、「単語・熟語のスコアがボロボロなのに、なぜか長文読解は時間が余るほどスラスラ読め、ほぼ満点を取る」という現象です。
パーツ(単語)を知らないのに全体(文章)が読めるのはなぜか?今回は英語から少し離れ、AIを使って「国語の読解力・推論力」を測るテストを自作し、息子の脳内で何が起きているのかを検証しました。
単語を知らなくても長文が読める「強みの正体」と、いずれぶつかる「推測読みの限界」をデータで丸裸にします!
過去問データが示す最大のミステリー:「単語の壁」と「長文無双」
これまでの定点観測データを振り返ると、リーディングのレーダーチャートはいつも極端でした。

- 大問1(単語・熟語): 常に合格ラインを大きく下回り凹んでいる。
(※直近のテストでようやく克服傾向に!) - 大問2・3(長文読解): 毎回合格ラインを大きく突き抜け、時間が余る。
息子曰く「単語はわかんないけど、なんとなく話の流れは分かる」。パズルのピースが足りないのに完成図が見える「推測読み」のカラクリを探ります。
▼ これまでの英語学習の歩みや、活用している神ツールの一覧はこちらの記事にまとめています!

AIで自作!「RST(読解力テスト)風」ミニテストで脳内を数値化
純粋な「文章の構造を読み解く力」を測るため、AI(Gemini等の生成AI)で「RST(リーディングスキルテスト)」基準の高難易度ミニテスト(全10問)を自作しました。(RSTについてはこちらです。)
知識や常識ではなく、「論理的に読めているか(照応解決・推論など)」だけを問う、大人でも頭がねじれるテストです。これを息子にガチで解かせた結果……
なんと、10問中9問正解(正答率90%)という驚異的なスコアを叩き出しました!
息子の国語力を測るために私が使用したプロンプトを公開
お子さんの真の読解力を測りたい方や、大人でも自分の論理的思考力を試してみたい方は、ぜひAIに投げてみてください。かなり歯ごたえのあるテストが生成されますよ!
あなたは国語および論理的思考力を測定するプロのテスト作成者です。 高校生〜大人・難関中高一貫校生(高い読解力を所持する層)を対象とした、RST(リーディングスキルテスト)基準に準拠した30分用の高難易度簡易テスト(全10問)を作成してください。
【出題条件】
- 分野の内訳(全10問):
- 係り受け解析:2問
- 照応解決:2問
- 同義言い換え:2問
- 推論:2問
- 定義集約:1問
- イメージ同定:1問
- 問題の難易度・設計方針:
- 語彙力や常識、文章のフワッとした「雰囲気」「前後の推測」で選ぶと必ず間違えるダミー選択肢(ひっかけ)を用意すること。
- 法律の条文(カッコ書き内の例外規定)、論理学(対偶や三段論法)、科学的定義、抽象的なデータ構造(グラフや空間配置)などを題材とし、一文の修飾関係や論理構造を厳密に読まないと解けない4択問題にすること。
- 各問題に制限時間(2.5分)を設定すること。
- 出力フォーマット:
- 各問題(分野名、問題文、4つの選択肢、制限時間)を順に掲載すること。
- 問題一覧の直後に、採点用の「正解とロジカルな解説」をまとめて出力すること。
- 解説では、「なぜそれが正解なのか」に加え、「なぜ他の選択肢が不正解なのか(文法・論理構造上の理由)」を詳細に明記すること。
【分析①】長文無双の正体は「圧倒的な推論・構造把握力」
息子の「長文無双」の正体は、この圧倒的な国語力でした。大人でも迷う「対偶を用いた論理判断」などを、感覚ではなく論理で突破していたのです。
知らない英単語があっても「未知の記号(X)」として保留し、「Howeverがあるから前言撤回だな」「Thereforeの後は結論だな」と、文章の骨組みから全体像を割り出す『トップダウン処理』が高速で行われていたのです。
思えば、幼少期からゲームを制限し、図書館の本を活用した「読書環境の設計」に投資してきました。
母語(日本語)での圧倒的な国語力こそが、英検2級の長文をハックする最大の武器になっていた事実に、親としても鳥肌が立ちました。
▼ 息子の圧倒的な国語力の土台となった「読書環境の設計」についてはこちら!

【分析②】唯一間違えた「係り受け」が示す、推測読みの限界
しかし、今回唯一失点した「第2問(係り受け解析)」のミスに、英語学習の限界が示されていました。
【間違えた問題の概要】
「〜天文学的な時間を要する複雑な計算を、ごく短時間で処理する〜」 息子は、「計算を」が直接かかっている動詞を、正解の「処理する」ではなく直前の「要する」だと誤認しました。
これ、英語の長文読解(関係代名詞や分詞構文が連続する複雑な構文)で最も訳し間違えやすいパターンと完全一致しています。
推測力(トップダウン処理)が強すぎるあまり、細部の文法構造(ボトムアップ処理)を雰囲気で読み飛ばし、隣の動詞に引っ張られる「錯覚エラー」です。
直近の過去問で、リスニングの「言い換えの罠」に引っかかっていたのも、まさにこの細部の雑さが原因でした。
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【英検2級合格への道】大砲(国語力)はある。あとは泥臭く弾薬(単語)を詰めるのみ!
AI読解力テストによって、現在地が明確になりました。
長文を論理でねじ伏せる「大砲(推論力・構造把握力)」は高校生レベルで完成しています。しかし、その精度を落としているのが圧倒的な「弾薬(語彙力)不足」です。
「推測力があるから単語は不要」ではなく、「これだけ強力な推測力があるのだから、単語さえ詰めれば絶対に負けない」というのが変わらない結論です。
本番まで残りわずか。新しいことには手を出さず、「スタサプ」で固めた文法をベースに、アプリ「mikan」と単語帳での泥臭い暗記に一点集中します!
▼語彙力強化のために、おすすめは語源図鑑です。漢字の部首のように意味を類推しやすくなります!
🎙️ 理系パパの独り言
「英語の壁を分析したら、結局は国語力(母語の力)に行き着いた」というのは面白い発見でした。
確かに、母語の日本語で理解出来ないことは英語で理解できるはずがないですよね。息子が短期間で英語力を向上させることが出来たのは、間違いなくスマホやゲームを極力制限して読書習慣を育ててきたおかげです。
素直にうれしくてしょうがないですね。もちろん、全ては息子の努力の賜物なんですけどね。(笑)