
どうも、でぶちょ社長です!
「マレーシア大学進学に必要な2,000万円をどうやって準備するのか?」
この問いに対して、多くの方が「とりあえず新NISAでオルカン(全世界株式)やS&P500を積立買付しておけば良いのでは?」と考えがちです。
しかし、かつて投資で全財産500万円を失う絶望を経験した理系パパとして、私は教育資金を「株100%」で運用する選択を捨てました。
なぜなら、「留学直前に100年に一度の大暴落が来たら、子供の夢がその瞬間に絶たれるから」です。
▼ 留学資金2,000万円を作る「5つの鉄則(全体戦略)」はこちら!
https://www.debuchopress.com/education-fund-malaysia-plan/
今回は、昨今の学費高騰や円安を踏まえて上方修正した「目標2,000万円を確実に作る三段構え(株・金・債券+現金)のポートフォリオ戦略」と、暴落が来ても破綻しない具体的な運用ロジックを完全公開します。
【教育資金のポートフォリオ】株100%は危険?VTI・金・債券でリスクを最小化する資産配分
老後資金であれば、暴落が来ても「株価が回復するまで10年待つ」という選択ができます。
しかし、教育資金には「高校3年の3月」という動かせない絶対的な締め切りが存在します。
資産を増やすための投資ですが、私は「流行り」よりも「納得感と低リスク」を優先し、楽天証券の専用口座で以下の3銘柄を運用しています。
- 米国株式:楽天・VTI(成長のメインエンジン)
- ゴールド:iシェアーズ ゴールド(物価高から価値を守るお守り)
- 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券(暴落時のブレーキ役)
便利ツール「myindex(マイインデックス)」で、全世界株(オルカン)と比較した結果がこちらです。

| 資産構成 | 期待リターン | リスク | 私の納得感 |
| 教育投資(自作ミックス) | 12.3% | 13.8% | ◎(心地よい) |
| オルカン(全世界株) | 10.5% | 18.5% | 〇(王道の選択) |
全世界株(オルカン)は素晴らしい選択肢ですが、値動きの幅(リスク18.5%)が大きく、暴落時には資産が大きく削られます。
ゴールドと債券を混ぜて「ブレーキ」を強めた自作ミックス(リスク13.8%)なら、無駄なリスクを削り落としながら着実に資産を伸ばすことが可能です。
限りなく失敗の確率を抑えたい大切なお金だからこそ、派手な上昇を狙って大怪我をするのではなく、「無駄なリスクを削り落としながら、着実に進む」。このバランスこそが、私が辿り着いた、最も勝率の高い「攻め」の形です。
▼ なぜSBI証券と楽天証券を使い分けることが「守り」になるのか?500万円を失った失敗談はこちら!

【暴落対策の現金管理】毎月5万円の先取り積立!投資と現金で作るハイブリッド運用
投資信託で攻める一方で、私は毎月5万円の「現金先取り積立」を並行しています。
運用資産だけに頼るのではなく、手元に「絶対に減らない現金クッション」を積み上げておくことで、株式市場が暴落した際の下落ショックを全体として大きく和らげることができます。
相場が上がれば「運用益が増えて嬉しい」、相場が下がっても「手元に現金があるから痛くも痒くもない」。 どちらに転んでもプロジェクトが頓挫しない状態を作ることこそが、サラリーマン家庭の最強の生存戦略です。
画面が見やすく、初心者が迷わない直感的な操作感は圧倒的。一度設定すれば自動で複利の波に乗れる、わが家が総資産800万円突破の土台を築き上げた最強の投資ハブです。
【2,000万円シミュレーション】暴落が来ても詰まない!過去データから算出する「最悪のケース」
現在の資産ペース(約880万円台)を元に、過去20年の市場データを使って、渡航時点での想定資産額をシミュレーションしました。
▼ 「約880万円台」の根拠となる計算時点(2026年8月)での運用状況データはこちら!

【入学時点の合計額シミュレーション(運用資産 + 現金積立)】
- ・絶好調なケース: 約 2,750 万円
- ・平均的なケース: 約 2,280 万円
- ・最悪のケース : 約 1,620 万円
平均的なケースであれば、入学時点で約2,280万円となり、目標の2,000万円をクリアします。
しかし、注目すべきは100回に数回起こるかどうかの「歴史的大暴落(最悪のケース)」を引き当ててしまった場合です。
入学時点の総資産は約1,620万円となり、目標の2,000万円に対して約380万円不足します。
「やっぱり、大暴落が来たらマレーシア留学は諦めるしかないのか……?」
いいえ。私はそこまで計算に入れた上で、3段目の保険を用意しています。
【資金ショートを防ぐ出口戦略】在学中の仕送り(年80万)で2,000万円目標を完全クリア
私の設計図には、最後の一押しとなる「保険」があります。資金計画の戦いは、入学時に終わるわけではありません。
大学に入ってからの5年間も、これまでと同じペース(年間80万円=月約6.6万円)で仕送りを継続すれば良いのです。これで在学中にさらに400万円の現金キャッシュが生まれます。
【三段構えの資金設計図(最悪のケース)】
- 攻めの運用 + 守りの現金 : 入学時に最悪でも「1,620万円」を確保
- 保険の仕送り : 在学中の5年間で「400万円」を追加投入
合計キャッシュフロー : 2,020万円 ➔ 目標2,000万円をクリア!
たとえ歴史的な大暴落に見舞われ、入学時点で資金がショートしそうな事態になっても、この『後から追いかける仕送り』という最終手段がある限り、目標完遂への道筋は崩れません。
この設計図を支えるのは、私の意志の力ではなく、24時間365日休まずに働き続ける「全自動の送金システム」です。
▼意志の力に頼らず、自動でお金が流れるパイプラインの作り方はこちら!

【まとめ】教育費づくりはシステムに任せ、親は子供の「武器(英語力)」を磨く
この設計図を作った最大の理由は、日々の株価を見る時間をゼロにするためです。最悪の事態まで想定した「仕組み」さえ作ってしまえば、あとはほったらかしで構いません。
親がお金の管理に頭を悩ませる時間を終わらせ、そのエネルギーをすべて、英検対策やAI学習を頑張る息子のサポートに注ぎ込む。これこそが、私なりの「息子への一番の応援の形」です。
▼長男の自走を引き出した英語学習ツールはこちらです!

🎙️ 理系パパの独り言
※以下はマニアック過ぎる内容なので、金融工学に興味がある方だけお読みください。
今回の戦略を立てる際、最も重視したのは「時間の経過とともにリスク(振れ幅)がどう変化するか」という点です。
投資の世界には「リスク(標準偏差)は時間の平方根(√T)に比例して拡大する」という基本原則があります。この計算の正当性については、日本を代表するシンクタンクであるニッセイ基礎研究所の調査レポートを参考にしています。
■ 参考資料 投資期間が長くなるとリスクは減少するのか?(ニッセイ基礎研究所)
■ 私の計算プロセス myindexの過去20年データ(リターン12.3%、リスク13.8%)に基づき算出。
- 6年間の期待リターン: 約 91.0% (※単純な複利ではなく、価格変動による効率低下を考慮した「幾何平均」ベースで算出しています)
- 6年間の累積リスク: 13.8% × √6 ≒ 33.8%
- 最悪のケース(下振れ2倍)の下落率: 期待リターン(91.0%) - (33.8% × 2) = 23.4%の増加に留まる
■ トータルキャッシュフローの判定
- 入学時: 運用資産1,215万 + 現金積立405万 = 1,620万円
- 在学中: 仕送り80万 × 5年 = 400万円
- 合計:2,020万円 ⇒ 目標2,000万円をクリア
こうした客観的な理論に基づいた「最悪の想定」ができているからこそ、私は日々の値動きに惑わされることなく、自信を持って息子の旅立ちをサポートできています。