
どうも、でぶちょ社長です
今日は、トランプゲームを通して考えた人生論についてお話ししたいと思います。
…なんて少し大げさに始めましたが、きっかけは先日、小学校で行われた担任の先生との個人面談でした。そこで聞いたある「弱点」の話が、笑えるけれど、実は人生の本質を突いている気がしたんです。
大人を唸らせた息子の探究学習
面談が始まるなり、先生がベタ褒めモードに入りました。 先日行われた学校の探究学習発表会での、息子たちのチームの発表についてです。

いやぁ、素晴らしかったです。 実は企業の方と一緒に取り組んでいく課題だったのですが、その方が、息子さんのチームの発表に感心して、熱心にアドバイスしてくれていました!
親バカながら「おぉ、やるじゃん」と鼻高々だったのですが、先生は面談の最後にニヤリと笑ってこう続けました。

強いて一点だけ弱点をあげるなら、クラスのみんなでやっているトランプの『大富豪』で勝てないみたいです(笑)

はい?!

よかったら、お家で特訓してあげてください(笑)
探究学習発表会では通用するのに、トランプでは通用しない息子。これまでの「思考力を育てる習い事」や「読書習慣」で培った能力は発揮できているようですが、大富豪にはまた別の「壁」があったようです。
緊急開催!家族対抗「大富豪」で見えた弱点
家に帰って、息子に聞くと、確かになかなか勝てていない様子。そこで、息子の大富豪力(?)をアップさせるべく、緊急家族会議ならぬ、「緊急大富豪・強化合宿」を開催しました!
その結果。 息子、まさかの「万年・大貧民」で終了。なんと小3の次男にも負けて這い上がれず。これには息子も意気消沈。
見ていてわかったのは、ルールは完璧に理解していますし、変なカードの出し方もしないということ。 ただ、「あと一歩の戦略」と「運」が足りず、一度負けるとそこから這い上がれないのです。
「なんでだよぉぉぉ!」と頭を抱える息子を見ていて、私はふと、「これ、人生そのものだな」と思いました。
大富豪の理不尽なルールは「親ガチャ」そのもの
大富豪というゲーム、よくできていますよね。 一度「大貧民」に落ちると、次のゲームでは「自分の手札の最強カード2枚」を大富豪に献上し、代わりに「大富豪のいらないカード2枚」を受け取らなければなりません。
富める者(大富豪)にはさらに富が集まり、貧しき者(大貧民)からは富が奪われていく。 この「理不尽な構造」があるから、一度負けると挽回するのが極めて難しいんです。
子供たちへ。実は「1回目」が一番大事なんだ
ちなみに、もしこれを子供たちが読んでくれていたら、これだけは覚えておいてください。 この理不尽な大富豪も、スタート時点(1回目)では、この理不尽なカード交換はありません。 みんな平等な手札でスタートします。
なので、実は「初回」こそが最大の勝負回だったりします。
これを世の中に例えるなら、「大学を卒業して最初の会社に入る瞬間」です! その人生最初のチャンスを少しでも有利にするために、大人は「勉強しろ」とうるさく言うわけです。
わが家が独自の教育戦略を立て、マレーシア留学へのロードマップを描いているのも、この「1回目の席取りゲーム」で息子が納得のいくカードを掴めるようにするためでもあります。
「親ガチャ失敗」は敗北確定なのか?
息子が手札を搾取され続け、負け続けているのを見て、最近ネットでよく見る「親ガチャ」という言葉が頭をよぎりました。 生まれた環境や持っている才能(手札)で人生が決まってしまう、というアレです。
確かに、大貧民のスタートは「親ガチャ失敗」の状態に似ています。 でも、そこで「クソゲーだ」と腐っていてもゲームは終わりません。
スヌーピーの名言に学ぶ「配られたカードで勝負する」思考
悔しがる息子に、私はこんな話をしました。

このゲーム理不尽だろ? 最初に負けると、いいカード取られちゃうもんな

うん、無理ゲーだよこんなの

でもさ、これが人生なんだよ。 実際の世の中も、最初から有利な人と、不利な人がいる。それは事実だ。 だけど、『ルールが不公平だ』『手札が悪い』って嘆いていても、誰もカードは交換してくれないんだ
大切なのは、その理不尽なルールを受け入れた上で、「今、手元にある手札でどうあがり(ゴール)を目指すか」に全集中すること。
手札が悪いからといって「クソゲーだ」と嘆いて思考停止すれば、たまに巡ってくる「革命」のチャンスすら見逃してしまいます。
スヌーピーのこんな名言をご存知ですか?
『配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ』 (”You play with the cards you’re dealt …whatever that means.”)
これは、犬のスヌーピーが配られたカードを見つめながらつぶやくセリフです。まさに、この言葉通りですね。
ちなみに、スヌーピーの言葉は深いので、迷った時に親が読む本としてもおすすめです。
まとめ:不平等な現実を受け入れ、自分の足で歩く
息子にどこまで伝わったかはわかりませんが、 「…次は絶対勝つ!」と、腐らずにカードを配り始めたので、よしとしましょう。
私は彼に、「理想」と「現実」の両方をしっかり見つめる強さを持ってほしいと思っています。
- 理想: 「誰もが平等であるべきだ」という願い。
- 現実: 才能、容姿、環境…実際には不平等なんて、いくらでも存在するという事実。
世の中には「不公平だ!」と叫ぶ人がたくさんいます。それは「理想」を求めているからこそですが、嘆いているだけでは手持ちのカードは変わりません。
かといって、「どうせ無理だ」と現実に押し潰されてもいけません。
不平等な現実(配られたカード)を直視し、受け入れた上で、 それでも自分の人生をより良くするために戦うこと。
わが家が掲げる「わが家の未来図(戦略)」も、まさにこの不平等な世界を生き抜くための自分たちの戦い方です。
大富豪で大貧民から這い上がるプロセスは、まさにその練習です。 このバランス感覚を持って戦える男になってくれれば、親としてこれ以上のことはありません。
▼ちなみに続編記事はこちらです。

🎙️ 理系パパの独り言
とは言え、「この環境じゃ這い上がるのは無理だ」と感じる瞬間は誰にでもあると思います。努力が報われない時、つい周りのせいにしてしまう気持ち、私だって痛いほどわかります。
そんな時、思い出すのは大学時代の友人のことです。彼は決して恵まれた環境ではありませんでしたが、進学校ではない場所から2浪して大学に入り、最終的に東大の大学院まで駆け上がっていきました。
彼の凄まじい努力を間近で見ていたので、より恵まれているはずの自分が環境に文句を言っているのが、急に恥ずかしくなった記憶があります。
「子供を留学させるなんて、お金持ちじゃなきゃ無理だ」。そうやって思考停止して諦めるのは簡単です。でも私は、今の手札の中でできる限りのことをやってみたい。
わが家の現在地(進捗)をしっかり確認しながら、一歩ずつ、着実に進んでいこうと思います。
さて、次回は冬休みの期間を利用して、短期集中で英語文法を頭に叩き込む「スタサプ合宿」について書きます。
お楽しみに!